京商エンジンカーVoneR4S組み立て編

*京商さんのVoneR4Sの組み立てを順を追って説明させて頂きます

工程1 まずは組み立て説明書を一通り読んでしっかり把握する事です

京商さんのキットのいい所は組み立て工程ごとに袋の番号があるので

袋の1から出して順番に移っていけるので分かりやすいです

まずはリヤのデフの組み立て工程からです、デフカップの差し込みをする前に

Oリングにしっかりダンパースライムグリスを塗ってシリコンオイルからの

劣化やオイル漏れが出ないようにします。私の車と同じようにギヤーにLSDグリスを

少しだけ塗って一度蓋をしてギヤー全体にLSDグリスを馴染ませます

キット付属のデフオイルを7割ほど入れてシールOリングをはめ、更に私はシューグーを

デフケースの淵に薄く塗ってます、外すときにも簡単にとる事が出来ます

ネジは絞めすぎないように均等に絞めて下さい

フロントはリジットなので説明書通りに作ればいいと思います。

ここからはバルクや足回りなどの製作に移っていきますが、ここで出来れば組み立てに

必要な工具として持って頂きたいのがタップ工具(ねじ切り)ですね

相手が樹脂でも結構硬いので無理やりねじ込もうとすればネジの頭を痛めたり

真っすぐネジが入ってなかったりのトラブルの原因にもなります

私はエンジンカー、電動カーにかかわらず、全部タップたてをしてから組み込みます

次はサスアームの組み立てですが、ここでもアームにサスシャフトを入れてみると

ちょっとシブくてアームがスムーズに動かないので、この工具を使ってます

ストレートリーマという工具ですね、サスピンの太さによってリーマの種類も変わりますので

良く確認して購入して下さい。指でアームを持ち上げても軽く落ちてくれば大丈夫です

これでフロント周りは大体できましたので、メカデッキポストの組み立てですが

特に注意点はないので説明書通りの組み立てでいいと思います

次はリヤバルクヘッドの組み立てですが、ブレーキの組み立てでポストがDカットになり

そこへ丸いアルミのドラムを入れて組み立てますが、ブレーキレバーを動かすと

リリースポイントが前よりになるので、2,6mmワッシャーを1枚入れてから

グリスを少し塗ってドラムを入れてやると、ブレーキレバーのリリースポイントが

後ろ寄りになるので効率よくブレーキが使えます。

次は2スピードミッションの組み立てですが説明書通りで問題はありませんが

1速側にワンウエイベアリングホルダーがつきますが、シャフトに差し込む前に

必ずワンウエイ用グリスを添付してから差し込んで下さい

ギヤーユニットをリヤバルクに差し込んで、ベルトを通して4mmイモネジで固定ですが

必ずネジが緩みやすい所なので、ネジロックを必ず塗って絞めて下さい

サイドベルトをつけてリヤバルクの足回りを組み込んでほぼ完成に近づきました

ここからはオイルダンパーの組み立てに入っていきます

ダンパースプリングの調整用アジャスターには内側にOリングが入ってますが

アルミダンパーケースにねじ込む際に硬くてOリングを痛める可能性があるので

グリスをあらかじめ塗っておくとスムーズに入りますのでいつもやってます

次はダンパーシャフト側のOリングはお決まりのスライムをしっかり塗って組み込んで

余分に出てきたグリスは綺麗にふき取って下さい

ダンパーが形になったらオイルをダンパーケースに擦り切れまで入れて

シャフトを数回上下すると気泡が上がってきますので、このまましばらく置いて

気泡が無くなるのを待つか、直ぐに気泡が抜けるリムーバーを使うと

作業効率が上がるし気泡も綺麗に抜くことが出来ます

ダンパーが完成したら車に装着していきます

次はメカデッキの部分を製作です、特別な注意点はないので説明書通りですね

シャーシに取り付けて、バッテリーホルダーも付けて完成です

エンジンはOSの12TG VerⅢをのせました

*販売用特価として作ってますので、今回は組み立て料金は頂きません

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